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ハタチの娘がいる親世代としてはちょっとメリルは上すぎじゃねーの、的な意見も納得は出来ますが、基本私はオバチャンとかオッサンとかおじーちゃんおばーちゃんがはしゃいだり頑張ったりしてる映画が大好きなので、そんなこと気にしないよ!まあ、元007の歌声はツッコミ甲斐があったが。
舞台版から削られてる歌がいろいろと惜しかったけど、まあそんなもんだと思います。総じて合格点。元気になれるぞ。
あらすじ>>>マンマ・ミーア!(2008)
ギリシャの美しいリゾート地、カロカイリ島。小さなホテルを営む母ドナと2人暮らしのソフィは、恋人スカイとの結婚式をいよいよ明日に控えていた。またそんな彼女には、“父親と結婚式のヴァージン・ロードを歩きたい”という密かな夢があった。しかし、母子家庭で育ったソフィは未だに父親が誰なのかを知らない。そこで母の昔の日記から、父親であろう3人の男性、建築家のサム、銀行マンのハリー、冒険家のビルを探り当て、ドナに内緒で結婚式の招待状を送ってしまっていた。やがて、道中鉢合わせた3人が揃って到着。ソフィは結婚式のサプライズのため、ドナの目が届かない場所に彼らを匿うことに。ところが、ドナが偶然3人を目撃してしまったことを機に、様々な問題が湧き起こっていく…。
[オススメするタイプ]
・中年以上のハッスルって可愛いよね
・歌上手い可愛い子っていいよね
・悪い人とか裏切りとかそういうの疲れた
[オススメできんタイプ]
・バアさんがはしゃいでも楽しくない
・歌って踊るなら本格的に
・とにかくミュージカル属性がない
冒頭でも書いたけど、確かにメリルは還暦近く…なので、この役柄としてはちょっとキビシイ。何かコリン・ファースとアッチッチだったとはとても思えない。というかコリンが女とアッチッチだといまだに違和感がある。(この映画でそれを言うのはどうか)
でも、そんなこと気にならなくなるくらい可愛いのだ!オバチャンがはしゃぐのってキビシイぜ、と思われる方は少なくないような気もするが、メリル演じるドナと親友のオバチャン二人、トリオになるとまあ可愛いこと可愛いこと!こういう友情ももちろんいいけれど、何より個人で見ても人生楽しんでる!って感じが非常に魅力的。ロバのエキスのお陰だと思うですよ。
『シカゴ』の女記者と『ハリポタ』ロンのママン、と言えば大体通じるんじゃなかろうか。この二人(とメリル)が歌い踊る「ダンシング・クイーン」は最高です。一番最高なのはトイレでのチキチータだが。
対する男性三人。元007のピアースより、ルパート・エヴェレット氏の(いろんな意味での)友人コリンより、個人的にステランにクギヅケなんだぜ!本当に、それにしてもこのステランノリノリである。まさか彼のケツをこんなところで拝むとは思わんかった…。本人の持つ悪戯小僧的な雰囲気が、役に合っていて最高。
ピアースの歌声は酷評されているのを知って、それはもうとてつもなく恐ろしいモノを想像して挑んだ。そのお陰で「何だよ頑張ってんじゃねーか!」と応援したくなったレベルだったので一安心。でも、あの役なら仕方ないんだけどピアース的には歌う歌をもう少し減らしてもよかったんじゃないかと思うぜ。やっぱり聞いてて妙なところに力が入っちゃうんだぜ。
ヒロインを演じるアマンダ・セイフライドが可愛い!健康的な水着姿が大変によろしい。笑顔が可愛い。結構胸もあるので、男性諸君はそこらへんもどうだろうか。(何が)オープニングで「ハニー・ハニー」を歌われた時点でもうおいちゃんトリコだよ。非常にスカイが裏山鹿。
ミュージカルだから、というだけではなく、駄目な人はとことん駄目だろうな…と思う。でもABBA世代だけではなく、若者だってきっちり楽しめる映画。だって悪い人出てこないんだもん!それだけでもほっとして癒されるよ!
まあ、ピアースの歌声は上司のカラオケを聞くつもりで行けば全然マシだと思うよ。