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映画の徒然メモ。他サイトでのログを移植中
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主演:46億歳、地球。

このキャッチコピーですべて。見ておくべきだ。絶対に見ておくべきだ。恐ろしいほどの勢いで、この中にある光景は「かつてあったもの」に変わっているのだから。

あらすじ>>>
50万年前、まだ若い地球に巨大な隕石が衝突した。その影響は大きく、地球の地軸は23.5度も傾いてしまう。しかしこの傾きがあったからこそ、地球には四季のうつろい、寒暖の差、そして生命が生み出されることになったのだ。そんな傾きと太陽の光が作り上げた地球の姿を、北極から南極へと旅をしながら見ていこう。まずは北極に住むホッキョクグマの親子の様子から…。

[オススメするタイプ]
・子供
・大人

[オススメできんタイプ]
・だから?と思ってしまう人(そういう人にこそ見てほしいんだが)


公開2日目、場内満員。老若男女入り混じり、すごい人だった。子連れ、カップル、一人で見に来ている老婦人。満遍なくいるな!という感じ。話題先行かもしれないが、何だか偉そうにも勝手に嬉しい。
隣に座った親子連れ、アニメ見たかったとぶーたれる子供に「こっちの方が何倍もためになるんだ!」と一喝するパパ。しかし始まると同時に「スゲー!スゲー!」と連発しながら子供は見入っていた。うん、これもまた百聞は一見にしかず。

ケン・ワタナベさんのイイお声がナビゲートしてくれるが、普通に「温暖化」とか「針葉樹林」とかの言葉が連発されるので、子供には若干「???」となる部分があるかもしれない。でも、映像を見るだけでも伝わる真実が広がっているので無問題かな。

白熊、象、亜熱帯の鳥、虎―――自然。ただ映されて、どうしようもなく現実で、綺麗で、壮大で、哀しくなるほどの。陳腐な言葉しか出てこない、それすら出ない、圧倒的な映像に浸りきるには大画面で見ないと駄目だ。「混んでるからDVDでいいや」ってのは、これだけには当てはまらない。大画面だ。劇場だ。GOだ!!!

終わった後、「いかにためになったか」を子供に押し付けるように聞くのは意味が無いと思う。見て、「スゲー!」でいいんだと思う。これを子供のときに見たことが、心の何処かで生きている子が何人かでもいれば、それでいいのだと思う。
だいたいが「教育的に」という言葉ほど胡散臭いモノはないわけで、見せる見せないの選択肢は親にあれど、それを受け取ってどうするかは子供本人にあるわけで―――話がずれた。単純に、子供のときにこれを見ることが出来た人はいいなァ!と思ったのだ。今見なければ見られなくなるかもしれないものを。勿論、「今見られてよかった」のは皆同じだけれども。

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