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映画化決定する前に、原作を読んでいたので、今回観に行くに当たって再読―――したものの、「あ、やべェ全然原作とは関係ねーんだった」と気づく切なさよ。全部読んだけどな。やっぱり面白かったからいいんだけどな。
とりあえず映画→原作に行くのならば、公式スピンオフ「グリフィンの物語」(ハヤカワ文庫、今ならたぶんまだ本屋で平積み)をオススメしたい。映画中、もっともよく出来たキャラクターと言っても過言ではないグリフィン、原作には出てこないからな。
そもそも映画化が決まったとき、キャスティング的に初めて知ったのは「ジェイミー・ベル、『ジャンパー』へ出演決定」だった。そのときには、デヴィッドを彼が演じるのだと思った。それはとても楽しみだと思った。
そうしたらヘイデンが主役に決定して、ああ違うストーリーなんだな、とそこで理解した。だからまあ、そんなもんだ。
あらすじ>>>
普通の高校生デヴィッドは、ある日凍結した川に落ち、図書館への瞬間移動を体験した。そして彼はその力を悪用し、銀行から大金を盗み取る。その後、母の失踪から人が変わってしまった父との生活を離れ、ニューヨークで「世界中のどこへでも瞬時に移動できる」という自由を満喫していたデヴィッド。しかし、パラディンというグループの存在と、その組織に自分が追われていることに気づく。そして、偶然出会った同じジャンパーと協力し、何千年も続くというジャンパーとパラディンとの戦いに巻き込まれていく。
[オススメするタイプ]
・待ってたよヘイデン!
・世界を股にかけた「ジャンプ」シーンを単に楽しみたい
・実は『アンブレイカブル』のサムが一番好きなんだ…
[オススメできんタイプ]
・乗り物酔いが激しい
・ボーンシリーズでちと酔った
・深みのある話が好き
・原作の「忠実な映画化」を望みます
SF設定でもSF寄りではない話。もともとSFは、有り得ない設定で現実を描けるフィールドだから、そういう点ではこれはSF。しかし原作がSF文庫ではなくミステリカテゴリに入れられていることからも察せられるように、これは「もっと大きな何かが狂ってしまった現実の終わりと始まりの物語」なのだ。
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西暦2027年。ロンドンには移民が溢れ、当局は移民たちを厳しく取り締まっていた。街にはテロが横行し、全てが殺伐としていた。18年間、人類には子どもが誕生しておらず、人々は未来のない世界を生きていた。ある日、エネルギー省官僚のセオは、元妻・ジュリアンが率いる地下組織FISHに拉致される。彼らはセオを利用し、人類救済組織“ヒューマン・プロジェクト”に、人類の未来を担う一人の少女を届けようとしていたのだ…。
とか原作と共通しているように言ってしまったが、原作「人類の子供たち」とはまったくベツモノ。監督も原作は読んでいない。ただ大きな枠組みとして、両者ともSFではないな、という印象だ。
[オススメするタイプ]
・比喩とか隠喩とかを読み解くのが好き
[オススメできんタイプ]
・あ、ハリポタの監督だ!
・この原作好きなんだよね
・ジュリアン・ムーア目当て
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ヘアスプレー企業が贈る、ボルチモアで最高にホットなTV番組「コーニー・コリンズ・ショー」出演を夢見る16歳のトレーシー。ダンスだってオシャレだって申し分ない彼女には、ひとつだけ問題が…。それは、彼女のBIGすぎるサイズ! でもそんなことは一向に気にせず、明るく前向きに生きるトレーシーは、TVショーのオーディションに参加。なんとレギュラーの座を射止め、番組の人気者となるが、美人でスリムなライバル母娘の罠にハマり…!?
[オススメするタイプ]
・元気になりたい人
・音楽を聴くとついリズムをとってしまう人
・トラボルタファン
[オススメできんタイプ]
・ミュージカルといえば、圧巻の群舞でしょ!な人
・トラボルタファン(分かれる)
いや貶してるんじゃない違うんだ、君が何とも思っていないならいいんだ。うん、誇りに思える仕事ってのは素晴らしいよね!それにヒーローになれるなんて普通じゃ叶わない夢だしな!
―――とか、仮想友人として痛く一方的な脳内会話を繰り広げてみました。うん、いいんだ。ヨアンがいいならいいんだ(マインドコントロール)
そもそも「こんな素敵バカ映画、劇場で観ずしてどうすんじゃ!」(褒め言葉)と勇んで映画館へ突撃したオレに何も言う資格は無い…たとえ、あらゆる意味で予想外だったとしても。
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Dr.ドゥームの野望を打ち砕き、すっかり有名人となったファンタスティック・フォー。世界中で異常現象が起こる中、アメリカはそのメンバーの二人、リードとスーの結婚式の話題で持ちきりだった。しかし挙式当日、NYで式を行う彼らの上を謎の閃光が駆け抜けた。これにより上空を飛んでいたヘリが墜落。“ヒューマン・トーチ”ジョニーが閃光を追うと、そこには銀色の未知の生命体――シルバーサーファーがいたのだった。
[オススメするタイプ]
・寛大な人
・そこまで期待してない人
・(前作の)トーチファン
[オススメできんタイプ]
・正統派ヨアンファン
・派手アクション好き
知っていれば感慨も含めてもっとわくわくするのでしょうが、アニメやキャラクターを知らずとも楽しめます。というか、予備知識はひとつだけ。
車がロボットに変身しちゃうんだぜ!!
(正しくはロボット生命体だが)
以上、これだけ押さえておけば無問題。貶すつもりではなく大変内容がないので、車が変形するんだぜ!ロボットになっちまうんだぜスゲー!カッコイー!!と脊髄反射できる少年の心の持ち主にオススメです。私勿論無論で大興奮。
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探検家を祖先に持つサムは冴えない高校生。やっとのことでオンボロのスポーツカーを手に入れたものの、同じ高校のミカエラを家に送る途中に車はエンスト。せっかくの関係を深めるチャンスもどこかしまらない。その日の夜、彼のスポーツカーが突然家から走り去った。自動車泥棒だと思い必死で追いかけるサム。その先で彼は常識を疑うような光景を目にする。それは、巨大なロボットが歩き回る姿だった。
[オススメするタイプ]
・上記に尽きる
[オススメできんタイプ]
・この前提が受け入れられない方
・スピルバーグ製作総指揮ってことで興味を持った方