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映画の徒然メモ。他サイトでのログを移植中
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えーとよく知らないけど有名なTVシリーズだよね?自分見てないんでそういうの無理です

とか思ってる奴ほど見やがれコンチクショウ。(何故喧嘩腰)絶対に見るべきである。予備知識なんて必要ねえよ、ふたつくらいしかな!

あらすじ>>>スター・トレック(2009)
突然の非常事態に見舞われる惑星連邦軍戦艦USSケルヴィンの中で生を受けたジェームズ・T・カーク。この時キャプテン代理を務めていた彼の父は、自らが犠牲となり800人のクルーを救った。22年後、無軌道な青春時代を送った青年カークは、未だ将来を見出せずにいた。そんなある日、父の壮絶な最期を知る惑星連邦艦隊のパイクと出会う。新型艦USSエンタープライズの初代キャプテン、パイクの“父親を超える男になってみろ”との檄に突き動かされ、艦隊に志願するカーク。それから3年、優秀な能力を発揮しながらもトラブルが絶えないばかりに士官への壁を越えられずにいたカーク。ある時、緊急事態の発生で同期の仲間たちが出動していく中、謹慎中のために待機となるカークだったが、友人の機転でUSSエンタープライズに潜り込むことに成功する。そこには、サブ・リーダーとして搭乗しているバルカン人と地球人の混血、スポックもいた。バルカン人特有の論理的で冷静沈着なスポックと直感で行動する男カークは互いに相容れない存在として、以来ことあるごとに対立してしまうが…。

[オススメするタイプ]
・トレッキーご一行様
・おいでませ初心者様
・ギャラクシー・クエスト好き様

[オススメできんタイプ]
・SF映画は嫌い(開始3秒でノックアウト)
・凛々しかったエオメル様とかキリルとかの思い出を胸に抱いてる人
・エリック・バナは毛があってこそだと思う人

ええとまず前提として、私は申し訳なくもトレッキーではないということがある。紛れも無くSW信者であるがゆえに、なのか何なのか、とにかくスタトレは元祖を数本、後何だっけ…とにかくチラ見のぶつ切りこの上ない、トレッキーから火あぶりに処せられそうな輩なのだ。
なので正直無理っぽいぜ!と思いつつ、ただでさえSF映画を愛しているので宇宙が舞台ならソラリス以外行っちまうぜ!的な勢いで行ったらまあ、初心者マークに優しいこと優しいこと。J.Jがクリエーターであるだけで、一定以上の面白さは保証されてるようなもんだが、彼がトレッキーではなかったことが要因のひとつではなかろうか。本当にね、オタクの思い入れってなかなかユビワみたいに成功しないからさ…ほら、赤い悪魔とかさ…。

とにかく開始5分、いやそんなにかからなかったかもしれん。既に心は歓喜と興奮でのた打ち回り、キャハー!!ヒャホー!!とヒースのジョーカー様並みに叫べそうなテンションに。俺今なら飛べるよ!くらいの。

トレッキーの方ならば、もっといろいろヒャホー!となったり細々したところに目が行くのだろうが、何しろ自分が前述のとおり初心者同様なもので。でもあの人が出て来た!あの人も出て来た!!な脳内パーティー状態になるためには、とりあえずカークの周辺の人々の名前と、艦の名前くらいは知っておいた方がいいと思う。これは基礎知識として、大前提。でもそれでさえ知らずとも楽しめるのだから、本当に「???」とならないためには「バルカン星人」てのと「クリンゴン」てのをグーグル先生に聞いて、どんな性質の宇宙人なのかを知っておけば良し。困ることは何もない。

とはいえやっぱりクルーの面々を知っていると、スールーキター!チェコフキター!!と心臓がマックスでハイパー阿波踊りをやり始めるほどのバクバクさに。アントン・イェルチン演じるチェコフがかわええ。あの訛りっぷりは最早つかみのギャグ状態だが、「僕なら出来る!」と叫びながら廊下をダッシュする姿がかわええ。スールーももっとチョイ役(失礼)だと思ってたのに、思った以上の活躍っぷりだった。

そしてスコッティ。サイモン・ペグが出るのは知ってたのに、顔を見る瞬間まで忘れてたのでお前がそう来たか!と大爆笑しそうになった。しかしこの人って本当に、頭隠してると若く見え…(以下略)
メリケンじゃあんまり彼のシーンは受けなかったみたいなんだが、私は出て来る度に大ウケでしたがな。「犬が帰って来なかった」とか「タオルちょうだい」とか、いちいちサイモンだと可笑しいんだよなあ。というか、奴が転送される以上何か起こらないわけがないという…笑いの神様がついているとしか思えない転送っぷりでした。やっぱり君は転送されるよりする方がいいよ(そういうことでは)

カール・アーバンがマッコイか…?と危惧まで行かずとも疑問符が出ていたんだが、フタを開けてみればなかなかにマッコイでした。しかし個人的にカールのおヒゲが好きなので、最初のシーンしか生えてなくて残念(マッコイだからな!)みるからにふくよかになられていたのは、やくづくりだとしんじたいですまる

主人公カークはクリス・パイン。なかなか良かったんじゃないかな!と偉そうに言ってみる。向こう見ずな若造っぽさが前面に出て、あれがいきなり艦長代理になったら普通もっとみんな引くよな…と思うし、仲間の生命を救ったのは事実としても、「艦長として」相応しい行動だったかというと疑問が残るが。でもまあ、彼はイケメンとかそんなことより要所要所の顔芸が及第点であった。以下記す。

・鎮静剤っていつ効くの?の次の瞬間
・「フェンシング」
・「友人だ」とあのお方に言われたときの「お前とだけはちょっとそういうこと言われたくないんですけど」という顔
・スコッティが見事すぎる場所に転送
・あのふたりのちゅー(ここはスコッティも「よくわかんないけどスゲ!」的な顔でよろしい)

カークの友人にして今回は史上最大の敵(笑)スポック…ザカリー・クイントがあまりにもスポックでした。素晴らしすぎるニモイっぷり。何なのあの眉毛。ついでに子役も恐ろしいまでにスポック。
ニモイっぷりというかご本人が思った以上のレギュラーで降臨されたときには、真剣に叫びそうになるくらい興奮した。ある意味最後の「二人の対峙」は、双子を使って分身ターミネーターを撮ったようなものですね(全然違うよ)いやもう、本当にスポック。画面が非常にスポスポしかった。美しかった。

そういえばパイク艦長はブルース・グリーンウッドで、私は昔ランダムに借りたDVD3本に彼が出ていて、期せずしてグリーンウッド祭をやる羽目になったことがあるのだが・・・いろんなところにお出になられて、いろんなところで渋い上役を演じていらっしゃる。今回もパイク艦長は、非常にオイシイ役どころ。エリック・バナやんにファーストネームで呼ばれて拷問されるだなんてうらやまゲフン大変だな!

そのバナやんは、今回悪役でハゲで復讐心に満ち満ちておられるのだが、あれかね。何となく可憐で悲劇の主人公っぽく見えてしまうのは、やはりバナやんだからなのかね?25年男だらけのムサい船で、復讐だけが人生か…いろんな意味で哀しい。

つらつら書いてきてしまったが、今回の「スタトレ・エピソード1」はちょっと変則的な技を使っているので、いわゆる正当な原点とは違うのかも知れない。でも、これ以上のエピソード1はなかなかあるものじゃない。スタトレファンでない人こそ観るべし!だ。クルーの名前は覚えていこうね!
ちなみに一番「うわ老けたなあ」と思ったのは、ニモイ様ではなくウィノナ・ライダーでした。ごめんなさいごめんなさい。しかし「マーロン・ブランドを意識して演じた」というだけのことはあり、ああいう「親」という特別なアイコンは素晴らしかったと思う。彼女が○年後に語り継がれるときは、きっと「スポックの母」となるのではなかろうか。何つう偉大な重さだ!

あーギャラクエ見てえ。
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