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ある意味正しく期待通り。期待以上のものはなく、期待以下のものもない。考えるな感じるんだ!スケールはでかく謎は浅く!という、いつものブラッカイマー節が炸裂。いや、こういう「キタイドオリ」な娯楽大作を提供し続けられるブラッカイマーはやはりすごいと思う。見ている間は楽しめる、それは究極で言えば真髄だよね。
あらすじ>>>
史上最も謎に満ちたリンカーン暗殺事件。その暗殺者ジョン・ウィルクス・ブースの日記から失われた18ページ…恐るべき陰謀が秘められたその一部が発見された。だが、そこにはゲイツの祖先が、暗殺者の属する秘密結社ゴールデン・サークル騎士団の一員として名を連ねていたーー。何者かによって故意に汚されたゲイツ家の名誉を守るために、リンカーン暗殺者の日記をめぐり、ビルとその仲間たちが再び動き出す。
[オススメするタイプ]
・とにかく大風呂敷を広げて楽しませて欲しいぞ
・余計なことは考えずに楽しませて欲しいぞ
・スカッとしたいぞ
[オススメできんタイプ]
・伏線が気になるんですけど
・細かいことが気になるんですけど
・もっと深みが欲しいんですけど
何と言うか、本当に久々に完全満足と言える映画を観た。
良かったんだよ、観ろよ!と言って回るのではなく、良かったんだよスゲー良かったんだよ、あれが観られて私は良かったよ!!と、ただこの嬉し楽しな気分を言って回りたい、この微妙な違い。でも観てほしいなァ。(どっちだよ)
とりあえず暫定的ではあれど、今年度俺デミー賞の最優秀脚本賞ほぼ決定。
とにかく一般(日本)基準からすると地味なので、こりゃ日本じゃ受けねぇだろうなと米国公開時から思っていた。向こうじゃ大絶賛の嵐で超絶観たかったのだが、公開すら危ういと思っていた。(ビデオスルーだとばかり)
そりゃあもう、同じ場所でやっている『バベル』を観に来たお嬢さんが二人、映画館のトイレで「もう一個やってるの何だっけ?超地味だよね?出てる人みんな知らないし、私が映画会社の人だったら絶っっっ対宣伝に困るなー」とにこやかに話していたのも仕方ない映画だ(日本では)。便器に腰かけながら、ナンダヨチクショウバベルの問題シーンで気分悪くなりやがれと思っ←不謹慎。でもそのくらい、日本ではジミーな映画なのだ。
でも良い。良すぎる。なので今日の感想は、ここからも絶賛の嵐だよ。
とにかく出来れば観る人が少しでも増えればいい。そして良さをわかってほしい。そんなお節介精神が初めて発動する映画。
あらすじ>>>
平凡で面白みのない男、ハロルド。国税庁の会計検査官である彼は、過去12年間、毎日決まりきった生活を送っている。しかしある朝、ハロルドの頭の中に、彼の行動を文学的な表現で語る女性の声が割り込んできた。それからというもの、その声はハロルドの頭にたびたび響くようになる。彼女によれば彼はどうも小説の主人公のようで、しかも彼に死が近づいていることもほのめかしていた。それから自分の運命を変えようとするハロルドの奮闘が始まった。
[オススメするタイプ]
・人生はシリアスでかつコメディである、と思う人
・派手より機能美。
・『ネバーランド』演出好き
[オススメできんタイプ]
・映画は派手にドカーンと一発さ!
・美男美女の恋愛じゃなきゃ映画はつまんない
・コメディは体を張って爆笑を掻っ攫うべきだ!