映画の徒然メモ。他サイトでのログを移植中
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とある感想で「これほどまでに見る必要の無い続編は初めてだ」というのを見かけたのだが、まあわかるよその気持ちは。だいたいがSWというのはとっくにルーカスの考えた範疇を超えていて、一人歩きと言う言葉も相応しくないほどに確立した世界だ。たとえは悪いが、原作に近づこうとして調べまくった二次創作が、時として原作よりも深い解釈をした読み応えあるものになってしまうように。そういう点からすると、これは「何これ!ムキー!!」ではなく、「またまたルーたんてば」と寛大に楽しむがよろしいストーリーではないかと。
あらすじ>>>
遠い昔、はるかかなたの銀河系で繰り広げられるフォースをめぐる善と悪の争い。銀河系の支配を目論むパルパティーン、ドゥークー伯爵、グリーバス将軍らが率いる邪悪な敵からの危機が迫る中、宇宙の運命は勇敢なアナキン・スカイウォーカー、オビ=ワン・ケノービ、そしてアナキンの新たなパダワンであるアソーカらジェダイの騎士たちの手に託された。両者の激しい戦いが続くなか、驚くべき新事実が明らかになる…。
[オススメするタイプ]
・心の広い人
・お気楽に受け止められる人
[オススメできんタイプ]
・SW旧三部作信奉者
・アメコミ絵に馴染めない人
とりあえず言っておこう。このアナキンは120%ベイダー卿にはならない。コーホーコーホー言うどころか、絶対にユアンオビに「アイヘイチュー!」とか叫ばない。きっとアソーカを立派に育て上げ、少しずつ大人になってジェダイマスターとしての一生を安らかに終え…そうな気がしちまうんだよまったく。
それほどまでに、オビへの敬愛?思慕?がまだわんこ真っ盛り。「僕のマスターだぞ!」と弟子のアソーカに威張る態度が実に微笑ましい。お前がもうマスターだっての。
とりあえず「子供が子供を育てるとどうなるか」という、アナキン子育て物語である。親(オビ)に対してキーキー反抗してた自分に子供(アソーカ)が出来てみると、あら不思議!俺ってば親とまったく同じこと言ってるよ!という、子を持って知る親の恩―――みたいな話だ。マジでだ。まあ、アナキンがオビに対して反省したとは思えないのがアレだが…。
新キャラ=絶対ルーカスが付け足しで考えた=アソーカは可愛い。自分の能力に対しての根拠なき自信、認めて欲しい故の傲慢さ、褒められると手放しで嬉しい純真さ。どれもアナキンがオビに対して全開にしてきたことである。アナキンは褒められて伸びる子なので、オビももうちょっと褒めてやればよかったんだとは思うが―――それはそれで、この話の中でアナキンは、オビをまっすぐに敬愛しているし、彼の愛情もわかってるように思える。だからベイダーにはならずに済みそうな気がする。見事なまでのパラレルに思える。
そして何より林さん(字幕)グッジョブ!グッジョブ!!「スカぴょん」にも笑ったが、筆舌尽くしがたいほどに痙攣しそうになったのはジャバの息子のプクプクちゃん。偉大なるジャバ様の名づけセンスに脱帽した。意外に小さくてアナキンもびっくりだが、臭いらしい。まあフローラルな香りがしてもイヤンな感じだが。
しかし思い出そうとすると、「えーと何だっけ、プヨプヨちゃん?プニプニちゃん?」とわけがわからなくなってしまうのも困り者なんである。イイコみたいだし、あの子がジャバ様の跡を継げば共和国ともいい関係になれたかもしれないのにネ!とか言いつつ、あの一族育つのが早くて旧三部作のジャバ様はプクプクちゃんだったらどうしようという恐れも打ち消せないんだぜ。(その場合プクプクちゃん=一族の幼名説が有効)
てかプクプクちゃんグッズくらい作ろうぜ。意外に売れるぜ。
声優は、実際の役者に似た声質の人を当てていて違和感なし。アナキンは結構ヘイデンっぽかったんだが、あのカクカクアニメ顔を見ていると何故かジョシュ・ハートネットを思い出すのは何故だ。
一番違和感あるのはドゥークーだったりする。「どう聞いてもリー様にしか聞こえないんだが」という違和感。その筈だよ本人だよ。その他にも、あれ似すぎじゃね?と思ったら本人なのが二人ほど。結構すぐわかるぞ。
動きがぎこちないとか何とか散々言われてたようだが、全然気にならなかった。だいたい絵柄からして日本向けではないので、それをすんなり受け入れられるかで違ってくるんだろうな。私はアメコミスキーなので、あの絵柄は無問題でした。
…と、好意的なように書いてるが、おそらく真のSWファンはソッポを向くだろう。つまらないというより、後付設定をこんなにもボコボコ出されても踊らされねえぞ!というところか。正直今回だけではなく、ルーカスはもうSWにしがみつくのは止めた方がいい。自分が生み出したものだ!と固執すると、この素晴らしき世界ごと失われてしまうような気がする。
でも、意外に楽しかったのも事実。期待しないで観ると面白いし、出たらDVD買っちゃうんだろうな。許してくれ弱い男だ。
一番の男前はクローン達です。男だぜ。惚れるぜ。うっかり[この人達がエピ3ではあんな裏切りを…!]とか思って哀しくなっちまったくらいだぜ。
でもあそこまで忠実に、全員ジャンゴの顔にしなくても。
それほどまでに、オビへの敬愛?思慕?がまだわんこ真っ盛り。「僕のマスターだぞ!」と弟子のアソーカに威張る態度が実に微笑ましい。お前がもうマスターだっての。
とりあえず「子供が子供を育てるとどうなるか」という、アナキン子育て物語である。親(オビ)に対してキーキー反抗してた自分に子供(アソーカ)が出来てみると、あら不思議!俺ってば親とまったく同じこと言ってるよ!という、子を持って知る親の恩―――みたいな話だ。マジでだ。まあ、アナキンがオビに対して反省したとは思えないのがアレだが…。
新キャラ=絶対ルーカスが付け足しで考えた=アソーカは可愛い。自分の能力に対しての根拠なき自信、認めて欲しい故の傲慢さ、褒められると手放しで嬉しい純真さ。どれもアナキンがオビに対して全開にしてきたことである。アナキンは褒められて伸びる子なので、オビももうちょっと褒めてやればよかったんだとは思うが―――それはそれで、この話の中でアナキンは、オビをまっすぐに敬愛しているし、彼の愛情もわかってるように思える。だからベイダーにはならずに済みそうな気がする。見事なまでのパラレルに思える。
そして何より林さん(字幕)グッジョブ!グッジョブ!!「スカぴょん」にも笑ったが、筆舌尽くしがたいほどに痙攣しそうになったのはジャバの息子のプクプクちゃん。偉大なるジャバ様の名づけセンスに脱帽した。意外に小さくてアナキンもびっくりだが、臭いらしい。まあフローラルな香りがしてもイヤンな感じだが。
しかし思い出そうとすると、「えーと何だっけ、プヨプヨちゃん?プニプニちゃん?」とわけがわからなくなってしまうのも困り者なんである。イイコみたいだし、あの子がジャバ様の跡を継げば共和国ともいい関係になれたかもしれないのにネ!とか言いつつ、あの一族育つのが早くて旧三部作のジャバ様はプクプクちゃんだったらどうしようという恐れも打ち消せないんだぜ。(その場合プクプクちゃん=一族の幼名説が有効)
てかプクプクちゃんグッズくらい作ろうぜ。意外に売れるぜ。
声優は、実際の役者に似た声質の人を当てていて違和感なし。アナキンは結構ヘイデンっぽかったんだが、あのカクカクアニメ顔を見ていると何故かジョシュ・ハートネットを思い出すのは何故だ。
一番違和感あるのはドゥークーだったりする。「どう聞いてもリー様にしか聞こえないんだが」という違和感。その筈だよ本人だよ。その他にも、あれ似すぎじゃね?と思ったら本人なのが二人ほど。結構すぐわかるぞ。
動きがぎこちないとか何とか散々言われてたようだが、全然気にならなかった。だいたい絵柄からして日本向けではないので、それをすんなり受け入れられるかで違ってくるんだろうな。私はアメコミスキーなので、あの絵柄は無問題でした。
…と、好意的なように書いてるが、おそらく真のSWファンはソッポを向くだろう。つまらないというより、後付設定をこんなにもボコボコ出されても踊らされねえぞ!というところか。正直今回だけではなく、ルーカスはもうSWにしがみつくのは止めた方がいい。自分が生み出したものだ!と固執すると、この素晴らしき世界ごと失われてしまうような気がする。
でも、意外に楽しかったのも事実。期待しないで観ると面白いし、出たらDVD買っちゃうんだろうな。許してくれ弱い男だ。
一番の男前はクローン達です。男だぜ。惚れるぜ。うっかり[この人達がエピ3ではあんな裏切りを…!]とか思って哀しくなっちまったくらいだぜ。
でもあそこまで忠実に、全員ジャンゴの顔にしなくても。
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